子供たちに岸和田の誇るだんぢりを身近に感じてもらおうと、数年前から始まったこどもの日にちなんだイベントが、青年団が主体となり、今年は4/30(日)に開催されました。


くじ引きやフランクフルト、フルーツジュースといった子供たちが喜びそうなものを用意して、町内放送でアナウンス。定時になると、続々と子供たちが遊びに来てくれました。




今から270年以上前、五穀豊穣を祈念して始まったとされるだんぢり祭りですが、昨今の少子化の影響をうけ曳き手が減少するなか、各町は少年団から青年団にそのままあがってもらえるよう、それぞれ趣向を凝らした取り組みをおこなっています。企業の採用活動にも似た取り組みでもあります。




自分の町が一番!と誰もが胸を張りつつも、お互いを尊重して地域を盛り上げていこうとする想いや行動力は、今だからこそ大切なんじゃないかなとも思います。




関係者の皆さま、諸々のご準備お疲れさまでした。子供たちは思う存分、鳴り物(大太鼓、小太鼓、鉦)や、普段は上がれない大屋根で大工方の真似をして楽しそうでしたよ。