株式会社スマレジは、店舗運営者の皆さまのより良いお店づくりの実現や業務の効率化に寄与したいという想いのもと、IoTやAIから未来の店舗運営について考える『誰でもわかるIoT〜未来のお店はどうなる?〜』や、スマレジのユーザー会である「#スマレジ会」、スマレジのより便利な利用方法をレクチャーする勉強会といった取り組みを行っています。

このたび、さまざまなご縁に恵まれ、このような取り組みの一環として、店舗運営を切り口に南海電鉄沿線の街づくりや地域活性を考えるイベントをWeWorkなんばスカイオで開催いたしました!今回はそのレポート(後編)をお届けします。南海不動産株式会社の加藤さんによる「南海沿線エリアのこれから」と、株式会社Seedの南さんによる「南海沿線店舗運営物語」をレポートした前編はこちらです!

南大阪エリアのインバウンドは関空ベース
ゲストの加藤さんと南さんによる登壇のあとは、スマレジが独自に調査した「南大阪エリアのインバウンド事情」をお届けしました。関西エリアの訪日観光客が増加して、インバウンド消費が盛り上がっているというニュースは皆さんご存じかもしれませんが、今回は南海沿線地域でもある「南大阪エリア」に焦点をあてて調査しました。
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結果見えてきたトピックは下記のようなものです。

・南大阪エリアは関空利用訪日客の宿泊拠点の一つになっているが、関空が近い泉佐野市と堺市だけが突出しており、その他の地域への滞在客は少ない

・泉佐野市のICP(Izumisano City Promotion)が行っているインバウンド施策のうち、顕著に効果が確認できているのはキャッシュレス決済のQRコード決済対応

・南大阪地域全体で行っているインバウンド施策を見てみると、「KIX泉州国際マラソン」や「サイクリング事業」、「自治体によるキャッシュレス導入促進」などがある

・ICPが設けている外国人向け観光案内所においてもっとも問い合わせが多いのは飲食店に関するもので、特に要望が多いのは「多言語メニューの設置」「WeChatPay・Alipayが利用可能」「外国人スタッフがいる 」


これから取り組むならどんなこと?
上記のようなトピックから、訪日客誘致のきっかけとして、宿泊施設を創出して外国人観光客の拠点となるような地域にしていくことや、飲食店における外国語のメニュー設置、留学生のアルバイト雇用、キャッシュレス決済の導入などをご提案しました。

また、質疑応答ではこれから南大阪エリアに出店するならどのエリアがおすすめですか?や、こういう広告を掲示するならどの駅が効果的ですか?といった質問が飛び出していました!専門家や経験者の方にこういった質問ができるのは、イベントに参加したからこそ得られるベネフィットですね〜。かなり具体的な回答をいただいていました。
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南海沿線アトツギソンもあるよ
イベントといえば、実は今月末にもおもしろいイベントが控えていますよ。その名も『南海沿線アトツギソン』! こちらは、「家業のリソース」と「アトツギが興味のあること」をかけ合わせて、新しい事業を生み出すイベント。「家業」×「アトツギ」に、南海電鉄のリソースも加えてイノベーティブな新規事業を生み出そうという試みです。是非こちらをご覧ください。

南海沿線アトツギソン

今後もスマレジは、店舗運営者の皆さまのより良いお店づくりの実現や業務の効率化に寄与することを目的として、さまざまな取り組みを行ってまいります。イベント・セミナーページで告知しておりますので、是非ご参加ください!

直近では、軽減税率対策セミナー@大阪もございます!